1.部品を外してコーティング
愛車を少しでも長くきれいな状態を保てるよう、ガラスコーティングをします。
ガラスコーティングをすると、
- 艶が長持ちし
- 汚れも落とし易くなる
ため、その後の清掃が楽になります。
今回、整備記録「サイドカウル・パネル等の外し方」にて部品を外したので、カウルの裏側や奥まったところも、洗浄・コーティングできます。
これも、自分で施工するメリットですね。

この記事より、以下を知ることができます。
- 外したカウル・パネルの形状
- コーティングの施工方法
以前、車をコーティングした時、周りのものが鏡のように写り込んで驚きました。
カウルに塗るとどのように仕上がるか楽しみです。
作業日 | 2021年5月4日 |
目的 | メンテナンス・故障・修理 |
Shop or DIY | DIY |
難易度 | |
作業時間 | 12時間 |
費用 | 9,099円 |
使うもの:

No. | 名称 | メーカー・ブランド | 型番 | 数量 | 金額[円] | 今回購入 |
1 | クイックワン・シャンプー | クルーズジャパン | carshampoo91919 | 1 | 3,800 | |
2 | 樹脂専用コーティング | クルーズジャパン | Resin-coating201806 | 1 | 4,800 | |
3 | コーティングコンディショナー+スーパーゼウスセット | クルーズジャパン | 2018memorial-set1 | 1 | 10,340 | ○ |
4 | マイクロファイバークロス | – | – | 3 | (1,650) | |
20,590 | 10,340 |
2. サイドカウル・パネル等のコーティング(STEP 1~14)
水洗い 1
まずは、パネル(ポリプロピレンの部品)から始めます。

<水洗い 1>
パネル全体に水を掛けます。
(フロントパネルの外し方については、整備記録「フロントカウル・パネル等取外し」にてまとめる予定です。)
カーシャンプー 1

<カーシャンプー 1>
カーシャンプーを付けて、汚れを洗い流します。
奥まった部分は歯ブラシを使って、丁寧に洗いました。
自然乾燥 1

<自然乾燥 1>
カーシャンプーを洗い流し、マイクロファイバークロスで水を拭き取った後、自然乾燥させます。
パネルは合計4枚となります。
樹脂コーティング 1

<樹脂コーティング 1>
樹脂専用のコーティング剤を塗ります。
コーティング剤をスポンジに付け、塗り伸ばします。
樹脂コーティング 2

<樹脂コーティング 2>
塗り過ぎた部分をペーパークロスで拭き取り、コーティング剤を均一にします。
拭き取り過ぎても艶が無くなってしまうので、加減が難しいです。
この後、6時間程、乾燥させます。
オイル汚れ除去
次にカウル(ABS樹脂の部品)を洗います。

<オイル汚れ除去>
エンジンオイルがドレンボルト付近から漏れているため、ロアサイドカウルとボトムカウルはオイルまみれになっていました。
(詳しくは整備記録「納車点検」STEP3~8をご覧ください。)

なので、最初にパーツクリーナーでオイル汚れを取り除きました。
また、古いタイヤを敷いて、
- カウルをつかみ易くする
- カウル表面の傷を防ぐ
ようにしています。
水洗い 2

<水洗い 2>
カウル全体に水を掛けます。
カーシャンプー 2

<カーシャンプー 2>
カーシャンプーを付けて、汚れを洗い流します。
こちらも、奥まった部分は歯ブラシを使って、丁寧に洗いました。
自然乾燥 2

<自然乾燥 2>
カーシャンプーを洗い流し、マイクロファイバークロスで水を拭き取った後、自然乾燥させます。
カウルは合計8枚あります。
水シミ除去

<水シミ除去>
アッパーサイドカウルの表面に水シミ(イオンデポジット)を見つけました。
なので、コーティングコンディショナーを付けて、数回に渡り軽く拭き上げました。
コンディショナー施工前後比較

<施工前>

<施工後>
結構、きれいに水シミを取り除けました。
このコンディショナーは未塗装の樹脂部品には使用できないので、アッパーサイドカウルは黒く塗装されているようです。
ガラスコーティング 1

<ガラスコーティング 1>
ガラスコーティングをスポンジに数滴付け、カウル全体に塗り伸ばしていきます。
ムラを気にせず、塗り残しがないように縦・横に塗っていきます。
ムラを気にしなくてよいので、ワックスを塗るよりも楽?
ガラスコーティング 2

<ガラスコーティング 2>
30分程放置後、マイクロファイバークロスで拭き上げます。
表面に光沢がないサイドカバー等は、
- 固く絞ったマイクロファイバークロスで水拭きし
- その後、乾拭きして仕上げました
コーティングの重ね塗り
これを、3日に分けて、
表側:3回
裏側:2回
を塗布し、さらにボルト・スクリューの頭の部分もコーティングしたという…
流石に作業に飽きてしまいました。(笑)
3. まとめ
残念ながら、今回のカウル・パネルは梨地なので、透き通るような光沢感はでませんでした。
とはいえ、汚れが付いた時の除去性は抜群で、水洗いするだけで簡単に取り除くことができます。
- パネル・カウルを外すと、コーティングを奥まったところまで施工できる
- パネルは樹脂コーティング、カウルはガラスコーティングを使う
- 水洗いはタイヤを台にすると作業性が良い