1. ポジションの調整は大切
YZF-R125は、ポジションは前傾で、まさにスーパースポーツです。
長時間乗ると、手・足・腰等が疲れてきたり、痛くなってきます。
そんな、疲れや痛みを少しでも減らすために、ポジションの調整は大切です。
なので、まずはレバー・ペダルの確認・調整をしようと思います。
純正だと調整できる部分は限られますが、少しでも疲れにくい(操作し易い)位置を見つけたいと思います。
今回は、以下の4点を確認・調整します。
- ブレーキレバー
- クラッチレバー
- シフトペダル
- ブレーキペダル
作業日 | 2021年3月20日 |
目的 | チューニング・カスタマイズ |
Shop or DIY | DIY |
難易度 | |
作業時間 | 1時間以内 |
費用 | 0円(持っている工具を使用) |
2. レバー・ペダルの調整(STEP 1~12)
ブレーキレバー調整
まずは、ブレーキレバーから。
<ブレーキレバー>
あらま、調整部分はありませんでした。
オーナーズマニュアルには「遊びは2~5mmで、それ以外はショップに見てもらって」とあります。
レバーはマスターシリンダー内のピストンに触れているので、レバーを引くと直ぐに動く感じ。
ブレーキの効き始めは2~5mm位だと思うので、問題ないでしょう。
クラッチレバーの状態 1
次は、クラッチレバー。
<クラッチレバー>
「あれっ、カバーが外れている!! しかも、ロックナットが指で回る…」
いきなり、びっくりですね。
ショップにて点検・調整時に、締め付け忘れたのでしょう。
クラッチレバーの調整
クラッチのつながる位置については、大体OKだったので、少し乗ってから微調整することにします。
オーナーズマニュアルには「遊びは10~15mm」とありました。
ロックナット締め付け
<ロックナット締付>
ロックナットをプライヤーで締め付けます。
写真は直に挟んでいますが、ロックナットやその周りが傷付くと嫌なので、実際はウエスを巻いて締めました。
クラッチレバーの状態 2
<カバーを付けた状態>
125ccなのにカバーが付いているなんて、リッチな気分。
今のバイクはみんな付いているのかな?
シフトペダルの調整 1
次に、シフトペダル。
<シフトペダル1>
少し低いので、上げたいです。
シフトペダルの調整 2
<シフトペダル2>
シフトシャフトにはセレーションが切られていて、1コマずらすと12°変わります。
シフトペダルの調整 3
<シフトペダル3>
なので、シフトペダルの位置(シフトシャフトから160mmの位置)で、約33mmも変わってしまいます。
シフトペダルの角度を調整するのは、厳しいか…
シフトペダル調整前後
<調整前>
<調整後>
とりあえず、1コマずらしペダル角度を上げてみました。
良い感じがします。
シフトペダルの干渉
<カウルに干渉>
と思ったら、ペダルがカウルに当たって、シフトアップができませんでした。
残念。
ところで、2013年モデルまでは、ペダルはリンクを介し、ステップを中心に動くタイプだった模様。
2014年モデルより、コストダウンされちゃったのかしら。
調整とは別の話ですが、2013年以前のモデルのシフトペダル・リンクに交換できるのかな?
ブレーキペダルの状態
最後にブレーキペダル。
<ブレーキペダル>
こちらも少し低いので、上げたいです。
ブレーキペダルの調整
<調整ネジ>
と思ったら、調整代がありませんでした。
ブレーキペダルの位置を調整できますが、一番上げた位置でした。
前のオーナーも同じことを考えていた?
3. まとめ
結局、今回はどこも調整できませんでした。
こういう日もあります。
クラッチレバーのロックナットの未締め付けに気が付いただけでも良かったとしましょう。
私にとっては乗りにくい仕様のまま。
少し、慣れが必要なようです。
- ブレーキレバーの調整はできない(125ccなので、当然か…)
- クラッチのロックナットの緩みに注意
- シフトペダルもセレーションの角度を考えると、調整できない作り