1. パーツリストについて
パーツリストとは、バイクを構成する部品の名称や品番、使用数量が書かれた資料となります。
パーツリストを入手すれば、以下のメリットを受けられます。
- 部品番号が分かるので、部品を手配できる
- 車体番号から年式を確認できる
- 年式の違いを調べ、部品の転用を検討できる
- 構造の理解が進む
以前は紙の資料を買う必要がありましたが、現在はヤマハの部品検索サイトから、無料で見ることができます。
同じようにヤマハモーター欧州のサイトからも見ることができるので、ここでは、YZF-R125のパーツリストのダウンロード方法をご紹介します。
部品番号や年式が分かると、故障した時等、ショップに相談し易くなるので、是非一度、確認されることをお勧めします。
また、少しマニアックかもしれませんが、年式の違いを調べたり、色の種類を確かめるだけでも結構楽しめます。
作業日 | 2024年3月23日 |
目的 | メンテナンス・故障・修理 |
Shop or DIY | DIY |
難易度 | |
作業時間 | 30分 |
費用 | 0円 |
2. パーツリストのダウンロード (STEP 1~12)
ヤマハのパーツリストの名称はパーツカタログとなるため、2項ではパーツカタログと記載します。
ヤマハモーター欧州のホームページを開く
まずは、ヤマハモーター欧州の英語版のホームページを開きます。
Yamaha Motor Europe – Yamaha Motor (yamaha-motor.eu)
<ヤマハモーター欧州のホームページ1>
パーツカタログを選択
<ヤマハモーター欧州のホームページ2>
「Service & Maintenance」をクリックし「Parts Catalogue」をクリックします。
パーツカタログを開く 1
(ここまで書いてなんですが、最初から英語版のParts Catalogueを見たいということであれば、以下をクリックすれば、直接開けます。)
https://www.yamaha-motor.eu/gb/en/service-support/parts-catalogue/
パーツカタログを開く 2
<パーツカタログのホームページ>
するとパーツカタログのホームページが開くので、黒いボタンで表示されている「OPEN THE PARTS CATALOGUE >」をクリックします。
約款に同意
<使用約款>
使用約款の内容について同意を求められますので、一番下にある青いボックスで表示されている「I agree」をクリックします。
製品を選択
<製品選択>
製品を問われますので、「Motorcycles & Scooters >」をクリックします。
モデルを選択
<モデルの選択>
- ご自身の車両の年式が分かっている場合、「Search with Model Name」から
- ご自身の車両の年式が分からない場合、「Search using Vehicle Identification No. (VIN) / Serial No」から
入力します。
車体番号を入力
まずはSTEP 7の2の「Search using Vehicle Identification No.」からの入力をお勧めします。
実は私の車両は2015年モデルとして販売されていましたが、ここに入力したら2016年モデルであることに気が付きました。
1年若返って、少し得をした気分になりました。(笑)
<車体番号入力>
車体番号を入力して、「Search」をクリックします。
車体番号はフレームの右側、ステアリングヘッドの近くある白いステッカーに印刷されています。
年式の特定
<モデルの表示1>
すると、車両のモデル・年式が表示されます。
一度、年式が分かれば、次回からはSTEP 7の1の「Serch with Model Name」を使って、簡単に表示できます。
モデルを入力
<モデル入力>
実際にSTEP 7からやってみましょう。
Displacement: 111-125
Model Name: YZF-R125
Model Year: 2016 (STEP 9で調べた車両の年式)
を選択します。
モデルの表示
<モデルの表示2>
すると、車両のモデルが表示されるので、該当する色の「>」をクリックすると、各部品の図を見ることができます。
パーツカタログの見方は、国内のものと同じだと思うので、説明を割愛します。
パーツカタログのダウンロード
<ダウンロード方法>
毎回、ホームページを見に行くのは面倒臭いですよね。
そんな時は、
- 上側のPDFボタンをクリックしてダウンロード
- 部品を選択してからCSV形式でダウンロード
することが可能です。
私は各部品のPDFを保存後、紙で見たかったので、プリンターで印刷しました。(でも、これも、かなり大変でした。)
3. まとめ
海外モデルにもかかわらず、パーツリストを見ることができるなんて、本当に便利になりました。
英語版ではありますが、無料で資料を閲覧・ダウンロードできるなんて、素晴らしいですよね。
今回の費用:0円(印刷する場合は、インク代と紙代が必要)
- ヤマハモーター欧州のホームページへアクセスする
- 車体番号から年式を確認できる
- PDFファイルでダウンロード可能