ハイビームのバルブの外し方・付け方をまとめます。
ハイビームは進行方向左側のヘッドライトで、バルブの形状はH7です。
ロービームとは異なり、ソケットがヘッドライトユニットに固定される構造になっています。
バルブを外せるようになると、以下の作業が可能になります。
- 切れたバルブの交換
- 高性能バルブへの交換
- LEDバルブへの交換
なお、写真を撮りやすくするため、フロントカウルを外しました。
バルブの脱着だけであれば、外す必要はありません。
この記事より、以下を知ることができます。
- ハイビームのバルブの外し方・付け方
| 作業日 | 2023年 1月 2日 |
| 目的 | メンテナンス・故障・修理 チューニング・カスタマイズ |
| Shop or DIY | DIY |
| 難易度 | |
| 作業時間 | 30分 |
| 費用 | 0円 |
1. 使うもの
(工具を使わずに作業できます)
2. ハイビームのバルブの外し方・付け方(STEP1~11)
フロントカウルの内側

<フロントカウルの内側>
左側がハイビームです。
ヘッドライト裏側のカバー外し

<ヘッドライト裏側のカバー外し>
ヘッドライト裏側のカバーを、指で引っ張って外します。
ここは、ロービームと同じで、ただはまっているだけです。
バルブのソケット

<バルブのソケット>
中をのぞくと、バルブにつながるソケットとバルブを固定する部分が一体になっています。
この構造を初めて見ました。
バルブのソケット外し1

<バルブのソケット外し1>
ソケット上部のリブをつまみ、反時計回りに30度ほど回します。
右側の三角形の突起を目安にすると分かりやすいかもしれません。
バルブのソケット外し2

<バルブのソケット外し2>
ソケットを持ち上げるとバルブも一緒に外れます。
ハイビームのバルブの交換は、ロービームよりも簡単です。
外したソケット1

<外したソケット1>
ソケットの端子が、バルブの端子を挟んでいるのが分かります。
外したソケット2

<外したソケット2>
そのため、バルブがソケットから簡単に落ちることはありません。
バルブ外し

<バルブ外し>
あとは、バルブを引っ張ると外れます。
へッドライト点灯(エンジンを掛けていた)直後は、電球が非常に熱くなっているため、絶対に触れないようにしましょう。
バルブスプリング

<バルブスプリング>
ちなみに、バルブスプリングはソケットから外れるため、紛失しないように注意します。
外したバルブ

<ランプ側>
バルブの形状はH7です。
電球部分に触れて汚さないよう、取扱いには注意しましょう。

<ソケット側>
2極の端子です。
バルブ取付け
それでは、バルブを元に戻します。

<バルブ取付け>
- バルブの凸部をソケットの溝に合わせます
- バルブをソケットの端子に押し込みます
あとは、外したときと逆の順番で取り付けます。
最後にヘッドライト裏側のカバーを取り付ければ終了です。
3. まとめ
ハイビームのバルブの外し方・付け方について、まとめました。
車載状態でも、ロービームのようにスプリングのロックに苦労することもなく、簡単に取り付けできるはずです。
- バルブにつながるソケットとバルブを固定する部分が一体となっている
- へッドライト点灯直後は、決して電球に触れない
- バルブスプリングはソケットから外れるため、紛失に注意すること
