ロービームのバルブの外し方・付け方をまとめます。
ロービームは進行方向右側のヘッドライトで、バルブの形状はH7です。
バルブを外せるようになると、以下の作業が可能になります。
- 切れたバルブの交換
- 高性能バルブへの交換
- LEDバルブへの交換
なお、写真を撮りやすくするため、フロントカウルを外しました。
バルブの脱着だけであれば、外す必要はありません。
この記事より、以下を知ることができます。
- ロービームのバルブの外し方・付け方
| 作業日 | 2022年 2月 6日 |
| 目的 | メンテナンス・故障・修理 チューニング・カスタマイズ |
| Shop or DIY | DIY |
| 難易度 | |
| 作業時間 | 30分 |
| 費用 | 0円 |
1. 使うもの
(工具を使わずに作業できます)
2. ロービームのバルブの外し方・付け方(STEP1~10)
フロントカウルの内側

<フロントカウルの内側>
右側がロービームです。
ヘッドライト裏側のカバー外し

<ヘッドライト裏側のカバー外し>
ヘッドライト裏側のカバーを、指で引っ張って外します。
ロックなどはなく、ただはまっているだけです。
バルブのソケット外し

<バルブのソケット外し>
バルブにつながっているソケットを、指で引っ張って外します。
かなり固いため、外す際に勢い余って、手をぶつけないよう注意します。
バルブ外し1

<バルブ外し1>
バルブを押さえるスプリングを、右側の爪から外します。
- スプリングの丸い部分を押す
- 上方(もう一方は下方)に動かす
と、外れます。
バルブ外し2

<バルブ外し2>
- スプリングを起こす
- 右側に引っ張る
と、スプリングを外すことができます。
外したスプリングをロックせずにそのままにしていたら、ヘッドライト本体の中に落ちて少し慌てました。(笑)
フロントカウルを外していたので、逆さまにして取り出しました。
バルブ外し3

<バルブ外し3>
あとはバルブを持ち上げるだけです。
ヘッドライト点灯(エンジンを掛けていた)直後は、電球が非常に熱くなっているため、絶対に触れないようにしましょう。
外したバルブ

<ランプ側>
バルブの形状はH7です。
電球部分に触れて汚さないよう、取扱いには注意しましょう。

<ソケット側>
2極の端子です。
バルブ取付け
それでは、バルブを元に戻します。

<バルブ取付け>
バルブの凸部をヘッドライト本体の溝に合わせます。
正しく取り付けると、バルブとヘッドライト本体のすき間がなくなり、垂直に固定されます。
あとは、外したときと逆の順番で取り付けます。
スプリングがロックしない場合

<スプリングがロックしない場合>
車載状態で、スプリングがロックしない場合は、以下を確かめましょう。
- バルブがヘッドライト本体に正しく取り付けられているか
- スプリングを引っ掛ける位置が正しいか
※LEDバルブの台座等を固定するとスプリングが変形するため、通常のバルブが付け難くなる場合があります
ヘッドライト裏側のカバー

<ヘッドライト裏側のカバー>
ヘッドライト裏側のカバーを取り付けます。
カバーの摘まみを、ヘッドライトユニットの突起と光軸調整ねじに合わせると、自然な配線の取り回しになります。
3. まとめ
ロービームのバルブの外し方・付け方について、まとめました。
車載状態では、STEP 4・5はやりにくいため、スプリングを曲げないよう、慎重に作業しましょう。
- ロックを外したスプリングは、ヘッドライト本体の中に落とさないよう、外しておくことをお勧め
- ヘッドライト点灯直後は、決して電球に触れない
- スプリングがロックしない場合は、無理をせず、取付け状態を確かめる
