1. フェンダーレスキットを交換します
購入時、前のオーナーが取り付けたワンオフのフェンダーレスキットが付いていました。
このキットには、LEDのナンバー灯やリフレクターも付いていて、機能はバッチリだったのですが、
- ナンバープレートの取り付けが、しゃくれ気味
- ねじの頭にナンバー灯が接着されていて、リアカウルを簡単に外せない
ことが気になったので、市販のものに交換することにしました。
ということで、これから4回にわたって、その交換作業をまとめます。
1回目の今回は、ワンオフのフェンダーレスキットの取外しから。
本当は純正のフラップガードを外すところからお伝えしたかったのですが、そうすることができず残念です。
この記事より、以下を知ることができます。
- ウィンカー配線の外し方
なお、フェンダーレスキットの交換は、整備記録「リアカウル・パネル等の外し方・付け方」に合わせて、作業しました。
作業日 | 2021年 6月12日 |
目的 | チューニング・カスタマイズ |
Shop or DIY | DIY |
難易度 | |
作業時間 | 1時間 |
費用 | 0円(持っているものを使用) |
使うもの:
No. | 名称 | メーカー | 型番 | 数量 | 金額[円] |
1 | めがねレンチ (10mm) | KTC | M5-1012 | 1 | 1,936 |
2 | ビットソケット (10mm) | KTC | B3-10 | 1 | 880 |
3 | エクステンションバー (75mm) | KTC | BE3-075 | 1 | 1,529 |
4 | ラチェットレンチ | KTC | BR3E | 1 | 6,182 |
5 | ニッパー | KTC | PN1-150 | 1 | 4,499 |
15,026 |
2. フェンダーレスキット取外し(STEP 1~17)
ナンバープレート外し
<ナンバープレート外し>
ナンバープレート側から、めがねレンチ(10mm)でボルトを押さえます。
そして、ソケット(10mm)とエクステンションバー(75mm)を付けたラチェットレンチで、裏側のナット(2ヶ所)を外します。
付いていたフェンダーレスキットの構造
<付いていたフェンダーレスキットの構造>
ナンバープレートの下にT字のブラケットが挟んでありました。
T字のブラケットは、
- リフレクターを付ける部分にきれいな曲げ加工がされている
- ナンバーを受ける部分にスポンジパッドが貼られている
ことから、市販のものでしょう。
リフレクターはナットで固定するタイプでした。
ナンバー灯外し
<ナンバー灯外し>
こんな感じでねじの頭にLEDのナンバー灯が接着されていました。
なので、接着剤をはがしてからねじを外しました。
ナンバープレートを均一に照らすため、ねじの頭の部分を利用して、高さを稼いだのでしょう。
パーツリストを見ると、この部分には、本来プッシュリベットが付いているようです。
ナンバー灯とねじを外した状態
<ナンバー灯とねじを外した状態>
ねじを締め付けていた部分が、結構汚れ、傷付いていました。
今回この部分もきれい洗いました。
(詳しくは整備記録「リアカウル・パネル等のコーティング」の4~6項をご覧ください。)
リアカウル・パネル等の取外し
次に、配線関係を外すため、リアカウル・パネルを取り外します。
(詳しくは整備記録「リアカウル・パネル等の外し方」2~15項をご覧ください。)
フェンダーレスキットに固定されている配線
フェンダーレスキットに固定されている配線は、
- ナンバー灯(2極)
- 左ウィンカー(2極)
- 右ウィンカー(2極)
の3本となります。
これらを外していきます。
ナンバー灯の配線外し1
<ナンバー灯の配線外し1>
車両側の配線は途中で切断され、汎用コネクターを使って接続、先端にギボシ端子が圧着されていました。
ギボシ端子(2本)を引っ張って外します。
車体側配線は、
水色 : +
黒 : -
となります。
ナンバー灯の配線外し2
<ナンバー灯の配線外し2>
あとは、ナンバー灯の配線をマッドガードの三角形の穴から引っ張り出します。
各種配線
<各種配線>
ウィンカーの配線は、純正の配線のままでした。(ラッキー!)
純正のフラップガードは長く、ウィンカーの配線も長いことから、車体に丸めて収められていました。
ウィンカーの配線外し
<ウィンカーの配線外し>
爪の部分を押しながら、ウィンカーのコネクターを引っ張ると外れます。
フェンダーレスキット外し
<フェンダーレスキット外し>
次にソケット(10mm)にエクステンションバー(75mm)を付けたラチェットレンチで、フェンダーレスキットを固定するボルトを外します。
あとはウィンカーの配線をマッドガードの三角形の穴から引っ張り出します。
外したフェンダーレスキットとナンバー灯
<外したフェンダーレスキットとナンバー灯>
こんな感じで外れました。
ウィンカー内部の点検1
左右のウィンカーをブラケットから取り外し、清掃のため、レンズを外してみました。
すると…
<ウィンカー内部の点検1>
左ウィンカー内部のリフレクターが壊れていました。(加工されていた?)
ウィンカー内部の点検2
<ウィンカー内部の点検2>
幸いねじを取り付けることができるため、外れたり動いたりすることはありません。
前のオーナーはLED化とか、試そうとしたのかな?
ウィンカーの配線整理
<ウィンカーの配線整理>
- ウィンカーの配線を束ねている結束バンドを切ります
- 純正のフラップガードとの固定部分を示す白いテープもはがします
ボックスとマッドガードの取外し
その後、配線等を取り付け易くするため、ボックスとマッドガードを外します。
(詳しくは整備記録「リアカウル・パネル等の外し方」16~26項をご覧ください。)
ゴム板外し
<ゴム板外し>
そして、前のオーナーが、水の進入を防ぐために付けたと思われるゴム板を外します。
フェンダーレスキット交換2【取付け準備】へ続く。
3. まとめ
私の備忘録として、ワンオフのフェンダーレスキットの取外しをまとめました。
参考になるのは、ウィンカーの取外し位しかなかったかもしれませんね。
次回より、取付け準備に取り掛かるので、是非ご覧くださいませ。
- ウィンカーのコネクターは、爪の部分を押しながら、引っ張ると外れる